PUGMENT

PUGMENTは、映像や写真、パフォーマンスといった様々な手法を用いて、衣服と人・都市・ 社会との関係性を抽出し、それを元にしたコレクションを制作、発表してきました。路上に落ちている衣服を撮影、そのディテールを新たな既製服の上に熱転写プリントを施し、服が落ちていた場所を再訪する「MAGNETIC DRESS」。幼少期に着用していた衣服を再構築しスーツを仕立てた後、自らが着用し公園のベンチで 8 時間考え事をすることにより完成するコレ クション「正しい装い」。古着のミリタリーウェアを燃やした灰で作られた「IMAGE」など、PUGMENT は人間の営みにおいて衣服の価値や意味が変容していくプロセスを丁寧に観察し、 それを制作工程に組み込ませることによって、衣服が持つ意味作用そのものを解放させます。 その試みはファストファッションが市場を席巻した 2000 年代半ばから、衣服を固定化されたイメージとして使い捨てることが通俗となり高速化しつつある昨今において、衣服を通したコミュニケーション の在り方を再考させ、都市や社会、そして他者との新たな関係性の築き方を提案しています。
大谷将弘と今福華凜によって2014年に設立。衣服が人間の営みにおいて価値や意味が変容していくプロセスを観察し、そのプロセスを衣服の制作工程に組み込む。あらゆるファッションにまつわるイメージが抵抗なく記号化し消費されてゆく昨今において、衣服を通したコミュニケーションの在り方を再考させ、都市や社会、そして他者との新たな関係の築き方を提案する。主な展覧会に「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」(KAYOKOYUKI /駒込倉庫、2016 年)、
「鉄道芸術祭 vol.5 ホンマタカシプロデュース もうひとつの電車 ~ alternative train ~」( アー トエリア B1、2015 年)、「THE EXPOSED #9 passing pictures」(G/P+g3 gallery、2015 年)など。